ピーターティールはリーンスタートアップを否定していない!
ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか
ピーターティールがリーンスタートアップを否定しているように思えるが、
実際は異なる解釈だと思う。
「リーンであること=計画をしない事!」
こういった解釈が危険だと言っているんだと思う。
ネットの世界はスピードが重要、
思いついたらすぐにやってみる事が大切だ!
実際、必要になるのは自分の時間とスキルだけだったりするので、
計画を作るより作った方が早いし分かりやすいのはある。
しかし、ティールの提唱するゼロから1を作りだす。
すなわち新しい価値を創造する!
市場を独占しなければならない!!
そういった目標になると、入念な調査と計画が必要だろう、
無計画にやって当たるとは思えない。
ゼロトゥワンとリーンスタートアップ
- 作者: エリック・リース,伊藤穣一(MITメディアラボ所長),井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: 単行本
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話題になった2冊の著書だけど、
それぞれターゲットとしているユーザーも目指すゴールも異なるはず。
だからどちらも正解であってどちらも間違いである。
先のブログで書いた、登るべき山がどこなのか?どれほどの高さかによって、
そこにたどり付くための方法も変わって来る。
要はそういう事!
しかし、このリーンスタートアップって考え方、
そもそもはトヨタの改善が元ネタらしいね、
トヨタの改善は業務の無駄を無くし、効率化する事によって生産性、利益を上げる手法。
誰も経営に使えなんて言っていない!
リーンスタートアップはアイデアを素早く形にしてスモールヒットを狙う戦略。
ま、そんなに難しく考える問題でも無いか。
どこを目指すか!?
同じペイパルマフィアのイーロンマスクなんて、本気で火星に行こうとしている。
そんな人達と同じ目標を設定したらとんでもない事になるw
登りたい山を決める。 これで人生の半分が決まる。
改めてそうだなと思った。